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歯周病ってどんな病気?
こんにちは!
廿日市市佐方にあるかわの歯科・こども矯正歯科クリニックです。
今回は歯周病について説明していきます。
歯周病
とは、簡単に言うとその名の通り「歯」の「周」りが「病」気のことを言います。
具体的には、歯茎がぶよぶよと腫れた歯肉炎
と、そこから進行し、歯茎の中の骨が溶けた状態の歯周炎
とがあります。
症状としては歯磨きをしたときなどに血が出るや、嫌な匂いがするといった軽度のものから、歯がグラグラして噛みにくいといった重症のものまで色々なものがあります。
子供を含む若い方に起こりやすいのが歯肉炎、成人してから生じるのが歯周炎といった具合です。
悪化してから治療すると抜歯をしなければいけなかったり、手術をする必要があったりするため歯肉炎や軽度の歯周炎の時から悪化を予防するための治療をおすすめします。
〜歯周病の流れ〜
①歯肉炎の場合
全体検査→全体スケーリング(見えているところの歯石取り)と歯磨き指導→検査を行い再評価→定期メインテナンス
②軽度歯周炎の場合
全体検査→全体スケーリングと歯磨き指導→精密な検査を行い検査→SRP(歯茎の中の歯石取り)→再評価→定期メインテナンスもしくはSPT(歯周病悪化予防治療)
③中等度、重度歯周炎の場合
全体検査→全体スケーリングと歯磨き指導→精密な検査→SRP(歯茎の中の歯石取り→歯周外科手術→再評価→SPT
歯周病の悪化因子
歯周病は歯や歯茎の周りに潜む歯周病菌が引き起こす病気です。
初期症状は少なく、気づいた時には重症化していることもある厄介な病気です。
そんな歯周病には悪化因子が多数存在します。
自分に当てはまる項目がないか知っておくのも重要です。
お口の中をきれいな状態にし、一生健やかに生活をするために、早めの受診をおすすめいたします。
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